2004.06.17 Thursday
Big Fish
大した奴(Big fish)のホラ話(fish story)。いい餌もらいました。
Big Fish
エドワードは自分の人生を、常にロマンティックなおとぎ話のように語る。魔女や巨人、そして村の伝説だった“大きな魚”との出会い─。誰もが彼の話を楽しみ、彼を愛していた。ただ一人、ジャーナリストになった息子ウィルを除いて…。子供の頃は父の話に夢中だったウィルも、今は父の本当の姿を求めていた。だがその思いをぶつけても、エドワードは一向に事実を話そうとしない。しかたなくウィルは、ホラ話に隠された父の人生を探り始める。
大ゴケかました01年のPlanet of the Apes(猿の惑星)以来のティム・バートン監督作品鑑賞。
そんな猿の惑星で出会ったヘレナ・ポナム・カーターと愛を育み、父親となったティム・バートン、そして生まれたこの作品。
参った。エンドロールが終っても涙が止まらないくらい。
人生なんてまるでおとぎ話だね、ホント。
そう言えば幼い時、たくさんのホラ話にかこまれて育ってきたなぁと思う。
でもそれが一体自分にとって何の為で、
人生においてどんな繋がりを持っていくのか考えた事も無かった。
後ろを走る車は皆スパイだって叔父さんが言ってた。
うっかり油断してた時に後ろの車につけられて誘拐されそうになったって。
だから目を離しちゃいけないんだ。
人間にはユーモアが大事だって爺ちゃんは言ってた。
漁船の船長だった爺ちゃんは、ソビエト(当時)にだ捕され収監された時でも
得意のジョークでロシア人に気に入られ無事に帰ってこれたってさ。
そんな爺ちゃんは老後、孫の手は「孫を捕まえる為のアイテム」だって言い張ってた。
爺ちゃん、それじゃ「
マジック・ハンド」じゃんか。
嗚呼素敵だなぁ、人生に希望を与えるホラ話。
この映画を観たあとに、自分も子供にホラ吹きたくてたまらない衝動にかられた。
愛する人へのfish storyは、
人がこの世に生まれそして死ぬ時までも人生の悦びで紡がれていくんだね。
《特筆すべき素晴らしい点》
画面の色味、舞台美術、小道具、大道具が秀逸。
シザーハンズ好きを満足させる斬新なカラー配合!ファンタスティックなストーリを存分に演出する不思議な美術効果。
ビッグ・フィッシュ、今年最高作品候補の二番目エントリー。
ミターンさん!
ナイスです!!!
そんな叔父さんやお爺さんに囲まれて育ったからこその
ミターンさんなのですね。
おもしろい。おもしろしぎるっ!
おもろい家族シリーズで、TB企画しよっかな。ふふふ。
そして、私も、今年最高作品候補です!
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pico | 2004/06/17 9:47 AM |
トラバありがとうございまーす♪
これ、ホントに優しくて素敵な映画ですよね。
幸せすぎて泣きそうになりましたよ、あのラストシークエンス。
ティム・バートン、今すごく幸せなんだろうなあ。
こちらも本サイトの映画コーナーにレビュアップしてまーす。
よければ覗いていってくださいね。
あ、トラバもらった記事とは別の記事から
ここにトラバ打ってよいでしょか?ちょいと暗いやつなんですが・・・
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junk | 2004/06/17 2:14 PM |
>picoさん
どうもですー。へへ、おもしろかったですか、良かったです。(^ー^)ビッグ・フィッシュ、picoさんの大興奮レビューを見てたので早く行きたかったんですよー。あー、最高でしたね。まだあの世界にいるみたいです。
>junkさん
こんにちわー。junkさんのレビューは本サイトのほうのをもちろんみてたですよー☆ふふ、ブシェーミ好演でしたね。役者がみんなすごく良かったぁー。あ、暗いやつってなんだろー。どんなTBでも大歓迎です。お待ちしまーす。(^_^)
| ミターン | 2004/06/18 8:27 AM |
もしかしたらご覧になってたかもしれないけど
こーんな記事にトラバってみました。
ちょっと支離滅裂なコラムだけど、この映画は
「フィクションの正しい力」を教えてくれたよね、
という印象が強いのは今も変わらず。
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junk | 2004/06/18 12:05 PM |
>junkさん
TBありがとうございます。(≧▽≦)p
コメントはjunkさんとこにお邪魔させていただきます〜。うふふ☆ミ
| ミターン | 2004/06/21 12:53 AM |
あ、申し遅れたのですが、「しゃべり場」さんを
BlogPeopleリンクに登録させていただきました。
もしNGだったら言ってくださいねー。
コメント楽しみにしてます。ムフ。
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junk | 2004/06/22 7:21 PM |
junkさんこんばんわー。リンクありがとうございます。(^_^)v
全然問題なっしんぐです。お互いたまにキレた(w)ブロガー同士よろしくです〜☆ミ
| ミターン | 2004/06/24 12:30 AM |
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ティム・バートン監督作品
ティム・バートンが空想を忘れた大人に送るおとぎ話。
もう映像全体が色鮮やか。ファンタジーの世界にいるようだ。
話は、親父に反発する息子であるが、なぜか、観ているものを幸せな気分にしてくれる。
だが、終盤、息子が深い親父の想
| 「月の風」シネマ日記 | 2004/06/24 10:40 PM |
主演アルバート・フィニー、ユアン・マクレガー、ビリー・クラダップ、ジェシカ・ラング
監督ティム・バートン
脚本ジョン・オーガスト
製作2003年、アメリカ
父の冒険物語
折りにふれては実際に体験したこととして不思議な話を語る父とそれを人の目を自分に惹き
| a story | 2005/08/24 3:34 AM |
ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(67) ビッグ・フィッシュ
ビッグ・フィッシュを観た。
今年の夏の拾いものは「チャーリーとチョコレート工場」だった。
前にもこのブログで書いたが
ヒューマン=ブラック・ボック
| ヒューマン=ブラック・ボックス | 2005/10/18 7:06 AM |